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執筆者の写真日章新聞

深圳で日本人学校の児童殺害 中国で反日感情高まる

18日に中華人民共和国・深圳の日本人学校に登校しようとしていた児童が刃物で刺され、亡くなった。事件の動機は不明だが、9月18日は満州事変の発端となる柳条湖事件のあった日であることもあり「報復」という見方もされている。


中国国内での反日感情は、日に日に増している。今年に入って2回発生した靖國神社への落書きも、その影響を受けての行為であると推察される。


中国共産党の機関紙『人民日報』を刊行する人民日報社が日本国内で提供する「人民網」においても、中国による反日活動が掲載されている。中国共産党は「侵略日本軍の子孫」として日本軍従軍者の遺族を中国に招き博物館などを見学させている。その他にも、南京抗日航空烈士紀念館において日本軍と戦った米国軍人の名前を石碑に刻んだことを人民網で公表している。


中国国内の反日感情の高まりは、深圳の事件と同様の事態を発生させる可能性も非常に高く、既に懸念の声が見られる。外務省は中華人民共和国全域への渡航注意情報などを発出しておらず、外務省の対応にも不満の声が上がっている。

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