現在世界各地ではネット社会としてインターネットの利用が主流となっている。その中でもTwitterは日本国内で4500万のアクティブユーザー、全世界で3億3500万のアクティブユーザーがいる大きなSNSの一つである。ユーザーたちは多種多様な発信をしている。
政治活動などにおいても大きな力を持つツールであることには間違いはない。日本では政党要件を満たす政党のうち、NHKから国民を守る党以外の政党が公式Twitterを運用している。NHKから国民を守る党も立花孝志代表のTwitterがその役割を果たしている。
このように全ての政党が使用しているTwitterだが、発信間隔や発信内容、フォローしているユーザー数などには大きな違いがある。
令和2年10月14日現在、与党の自由民主党は2009年7月(平成21年)にアカウントを開設、ここまで約1万2千件の投稿とリツイートを行ってきた。フォロワーは21万2千ユーザー。同じく与党の公明党は2010年3月(平成22年)にアカウントを開設、ここまで2万件の投稿を行い、フォロワーは9万1千ユーザー。
野党の新・立憲民主党は2017年10月(平成29年)にアカウントを開設、2万6千件を投稿し、フォロワーは18万4千ユーザー。日本共産党は2013年5月(平成25年)にアカウントを開設、4万8千件を投稿し、フォロワーは10万8千ユーザー。新・国民民主党は2018年5月(平成30年)にアカウントを開設し、1万1千件を投稿し、フォロワーは3万1千ユーザー。社会民主党は2013年2月(平成25年)にアカウントを開設し、1万5千件を投稿し、フォロワーは3万9千ユーザー。れいわ新選組は2019年4月(平成31年)にアカウントを開設し2530件の投稿、フォロワーは8万8千ユーザー。日本維新の会は2016年1月(平成28年)にアカウントを開設、4597件を投稿し、フォロワーは4万8千ユーザー。
NHKから国民を守る党は公式アカウントを所持していないが、立花孝志代表は2009年12月(平成21年)にアカウントを開設、4万6千件と投稿し、フォロワーは13万1千ユーザー。
このように与党よりは野党、特に立憲民主党、日本共産党、国民民主党、NHKから国民を守る党を4党が投稿数が多い傾向にある。自民党がフォロワーが最も多く、アカウント開設も最も古いが投稿数は開設から2年半ほどの国民民主党とほぼ同数と投稿数は少ない。
議席や支持率で劣る野党がSNSを活用し、得票数や支持者数の拡大などを目標とした運用が行われていることが分かる。
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