関東大震災で朝鮮人が殺害されたとみられるシーンを描いた絵巻が東京・新宿の高麗博物館で展示されていることが6日、判明した。二巻構成の絵巻のうち、一巻目の末端に複数の人物が殺害されるシーンが描かれている。
東京新聞の報道によると、作者は正確に判明していない。絵巻を入手した男性の見解では「作者は震災を直接経験していないようだ」と述べている。震災を経験せず、見聞で描かれた絵巻であるとすれば、描かれている情報の信ぴょう性が疑われる。
高麗博物館は関東大震災から100年になることを受け「隠蔽された朝鮮人虐殺」として同絵巻を12月24日まで展示する予定。
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