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執筆者の写真日章新聞

【若手の右派運動】維新政党・新風 石波肇國さん


反皇室ビラを破る小学生


「反皇室デモの参加者から貰ったビラをその場で破りすてました。小学校六年生のときです」


東京旅行に行って、たまたま遭遇したデモ行進。当時から「思想」が内在していたことを思わせる出来事だった。


平成二〇年に金沢市で生まれ、そのまま金沢で育った。小学生のときから、皇室に関する報道があると、親や友達の記憶に強く残るほど興味を示したという。尊敬すると公言しているナチスドイツのアドルフ・ヒトラー総統に出会ったのは、小学校二、三年生の頃だった。


「たまたま売っていた『ヒトラー第三帝国の真実』という本を見て、なぜか親に買ってほしいと伝えました。当時は内容はわからず、写真など、見てわかるところを見ていました」


しかし、この出会いはまだ「覚醒」のきっかけにはならなかった。


誘われたのがきっかけ


政治の世界に足を踏み込むきっかけとなったのは中学一年生の夏。知人に誘われて石川県護國神社で放映された特攻隊のビデオを見てからだった。当時は「すごいな」という漠然とした感想であったが、それがターニングポイントとなった。


中学校の図書室にあった右翼と左翼を比較する書籍を触れ、右翼という存在を知ることになる。「右翼は戦争や特攻隊と関連するのではないか」と考えるようになった。


中学二年生になった春、護國神社へ誘ってきた知人が「ユーチューブなどで勉強をしたらどうか」と勧めてきた。


そこからツイッターもはじめ「石波肇國」の第一歩を踏み出すことになった。


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