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執筆者の写真日章新聞

<社説>「#国葬反対よりも外国人生活穂保護反対」 ”よりも~”ではなく、論を用いて意見表明を

Twitterのトレンド(直近で呟かれている数が多いトレンド、ハッシュタグの表示機能)で「#国葬反対よりも外国人生活保護反対」が上位入りし、インターネットユーザーの一部では拡散を求める声が上がっている。


投稿しているユーザーの詳細は、9月27日に実施予定の安倍晋三元首相の国葬儀に賛成し、外国人生活保護の支給に反対しているユーザーだ。


本紙編集部は”よりも~”という点に注目した。安倍晋三元首相の国葬儀と外国人生活保護の支給は関連性のある事象ではなく、全く別のものである。唯一の共通点は税金の使い道だ。


愛国者を自認するのであれば、国家国民にとって最も利益となる道を追求するべきである。その際に外国人生活保護の支給に反対ならば「外国人生活保護反対」を単体で表明すれば良いし、国葬儀に賛成ならば「国葬に賛成」と表明すればいい。


何か別のものを引き合いに出し「こっちの税金の使い道のほうが~」といった論調では、全体を納得させることは難しいのではないだろうか。感情で世論を揺さぶることも大切だが、折角一般国民よりも深く政治に関わろうとしているユーザーであるのならば、一定の理論を提示する必要があるのではないだろうか。


例えば「外国人生活保護で支給された税金はこのように使われていて、国民全体の利益にならない~/過去の判例では次のようになっており~」と根拠を提示することが必要だろう。国葬についても賛成・反対問わず一時の感情に任せず理論を用いることが重要ではないだろうか。

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