中核派の機関紙『前進』が殺人罪などで起訴されている大坂正明被告について「『実行犯にでっち』あげられた(令和3年9月6日発行『前進』4面)」として釈放を求めていることが判明した。
『前進』によると「集会・デモを禁止しようとする機動隊員との衝突で機動隊員1人が死亡すると、3人は『実行犯』にでっちあげられたのです(令和3年9月6日発行『前進』4面)と無実を主張している。
この事件は渋谷暴動事件として知られる。昭和46年に起きた事件で、今年で50年になる。この暴動は中核派によって引き起こされた。仮に大坂被告が無実であり、実行犯にでっちあげられたのだとしても、機動隊員を殺害した犯人は中核派にいるということになる。
真に大坂被告が無実であると主張するのであれば、真犯人を発見し、裁判でその人物が真犯人であることを認めてもらう必要があるだろう。
極左過激派と言えど、殺人罪で指名手配され、逮捕された人物を自身の団体の関係者として認め、無実を主張する様子は、信念を持って活動をしているのではないかと感じるところがある。
さすがにこのレベルのことは社会常識的にもできない。しかし、自身の団体の関係者が何か問題を起こしても隠ぺい、除名することなく、積極的に諸機関の捜査・調査に応じるべきだろう。
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