17日に山梨県市川三郷町の久保眞一町長と秋山詔樹町議会議員らが官製談合の疑いで逮捕された。久保町長はマスク購入や公共工事を巡る疑惑が地元の右翼団体に指摘されていたほか、町役場に「しんぶん赤旗」「公明新聞」などの政党機関紙の設置の是非について批判されていた。
このような山梨県での議員逮捕事例はほかにもある。
今年7月には産業廃棄物の処理を無許可の業者に委託したとして輿石賢一韮崎市議が廃棄物処理法違反で逮捕されている。輿石市議は2年前の令和元年にも廃棄物処理法違反で執行猶予付きの有罪判決を受けている。
平成29年8月21日には山梨市職員採用試験の結果を金を受け取って改ざんしたとして、望月清賢元市長が贈賄容疑で逮捕されている。直前の8月7日にも別の受験者の結果を改ざんしたとして虚偽有印公文書作成・同行使容疑で逮捕され、山梨市長を辞職している。
判明しているものだけでも5年間で4人も現職の公職者が逮捕されるという事態になっている。有罪判決を受けた人物が再度逮捕されるなど、国民の信任を受けている議員としては不適当ではないだろうか。
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