日章新聞の読者から「日本第一党と日本国民党の違いについて教えてほしい」と依頼があった。本記事は12の項目から日本第一党と日本国民党を比較するものである。
日本第一党の設立年は平成28年で結党から5年、日本国民党は平成8年で結党から25年になる。
日本第一党は在日特権を許さない市民の会元会長の桜井誠氏が党首、日本国民党は葛飾区議会議員で株式会社代表取締役、社会福祉法人理の鈴木信行氏が代表を務める。
日本第一党の党本部事務所は東京都渋谷区で、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて事務所を閉鎖している。日本国民党事務所は東京都中央区にあり、無給に近い体制で運営が行われている。
日本第一党の党員数は946人(令和元年分政治資金収支報告書)で、日本国民党の党員数は100人(令和元年政治資金収支報告書)だ。
日本第一党の機関紙は年に2回発行される「日本一新聞」、日本国民党の機関紙は毎月発行の「しんぶん国民」だ。
ホームページに掲載されている政策は日本第一党の方が詳細で、日本国民党の方が簡略化されている。党則・ガイドラインも同様だ。
日本第一党の選挙戦略は次期衆議院議員選挙への5人擁立からもわかるように国政志向が強い一方、日本国民党は地方への志向が強い。
日本第一党の所属議員は0人だ。日本国民党は代表である鈴木信行葛飾区議会議員を中心に7人の所属議員がいる。
政治家の配偶者の国籍については日本第一党は比較的寛容だ。外国人の場合の土地取得についても、外国人配偶者の場合には見解が存在しない。日本国民党は比較的厳格で、外国人の場合の土地取得については外国人配偶者でも規制の見解を示している。
日本第一党の政治活動はインターネット上でのライブ配信や公職選挙法違反への糾弾活動が目立つ一方、日本国民党は定期的な勉強会や抗議活動が目立つ。
比較的思想が近いために、平成29年の葛飾区議会議員選挙では鈴木信行氏を日本第一党が、平成31年の統一地方選挙では日本第一党の堀切笹美氏を日本国民党が推薦している。
しかし、実際は全く異なる団体であると言えるだろう。
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